新居耕平氏の経歴は?6月9日に消費者庁から景品表示法違反(おとり広告)で措置命令を受け、7月8日には、監査委員がまとめた調査報告書を公表し、役員3名が報酬カットなどの処分となったことを報告したばかりの株式会社あきんどスシローが、今度はフライング広告で批判を集めています。
4月に代表取締役社長に就任したばかりの新居(にい)耕平氏について調べてみました。
新居耕平社長の経歴
生年月日 1979年4月16日(43歳)
大阪府出身
1999年9月株式会社あきんどスシロー入社
2009年10月同社西日本第2担当統括課長
2010年6月同社第一営業部統括課長
2012年10月同社品質管理室長
2014年3月同社第三営業部長
2016年10月同社執行役員営業本部長
2017年12月同社取締役執行役員営業本部長
2017年12月当社取締役執行役員
2019年10月当社取締役常務執行役員仕入・商品業務・商品開発管掌(現任)
2019年10月株式会社あきんどスシロー取締役執行役員
2021年FOOD&LIFE COMPANIES専務執行役員(仕入れ・商品開発・調達上流戦略管掌)
2022年4月FOOD&LIFE COMPANIES専務執行役員(国内スシロー事業管掌)、あきんどスシロー代表取締役社長
新居耕平のトップメッセージ
スシローの公式ホームページには、新居耕平社長のトップメッセージが掲載されています。
新居耕平社長率いる「スシロー」のフライング広告事件概要
・スシローは13日から「何杯飲んでも『生ビールジョッキ』半額キャンペーン」を開始。通常価格528円(税込み)の生ビールジョッキを、半額の264円(同)で提供するというもの。
・ツイッターに、「12日の時点でキャンペーンを知らせる広告が店内に掲出されており、誤って商品を注文してしまった」「会計時に割引が適用されていない」などと訴える投稿が相次いだ。
・このコメントと共に、キャンペーンのポスター写真を投稿。そこには“何杯飲んでも生ビールジョッキ半額”480円が240円(税抜)と書かれており、その横には“7/28(木)まで”とは書いてあるものの、開始日は記載されていない。
・店舗からは、「キャンペーンは予告であり、現在は実施していない」と説明されたというが、店内に「予告」の文字や開始時期が記載されていないポスターが貼ってあれば、キャンペーン中だと思うのが常識。クレームを投稿したツイートはすぐに拡散され、7/16現在、5200コメント、8.6万リツイート、30万“いいね”と炎上状態となっている。
・運営会社のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は2022年7月13日、公式サイトに「7月13日からの何杯飲んでも『生ビールジョッキ』半額キャンペーンに関するお詫びとお知らせ(速報)」を掲載し、誤って対象商品を注文した客に差額分の返金対応を行うと発表した。
・誤って期間前にポスターを掲出していた店舗で、キャンペーン告知を見て対象商品を購入した客に対し、一杯につき差額の264円を返金すると発表した。対応を希望する客は、購入店舗にレシートを持参し、スタッフに声をかけるよう呼び掛けている。
・発表によれば、戸田店、相模原中央店では誤って10日からポスターを掲示していたとしている。このほかの店舗も、確認でき次第、改めて知らせるとしている。
・スシローは、9割以上の店舗に寿司の在庫がないにもかかわらず、キャンペーン広告を打ち、来店客に売り切れたかのように装っていたとして、6月9日に消費者庁から景品表示法違反(おとり広告)で措置命令を受けている。
・7月8日には、監査委員がまとめた調査報告書を公表し、役員3名が報酬カットなどの処分となったことを報告したばかりだった。
・行政処分を受けたばかりなのに、またこんな広告を掲載した事に、企業の体質の問題では?と批判の声が集まっている。
フライング広告、対象店舗は39店舗
現在、公式ホームページには、「7月13日からの 何杯飲んでも「生ビールジョッキ」半額キャンペーンに関するお詫びと再発防止策等のお知らせ」が掲載されています。
当初は、「一部店舗にてキャンペーン開始前に店頭に掲出していた」と、現場のミスのような説明していましたが、7/16現在、対象店舗は39店舗まで増えています。
数店舗ならまだしも、これだけの多くの店で行っていたとなれば、“うっかりミス”では済まされず、確信犯とみられても仕方がありません。
現時点で、社長からの謝罪コメントなどは発表されておらず、今後も何か動きがあれば追加してまいります。
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